孝行、ありがとう。
地下鉄を降りると掲げられていました。

ありがとう。
11月に入ってから勝利のないヴィッセル。
吉田孝行の引退、最終戦、しかもホーム。
何が何でも勝たないといけない試合でした。
まずは選手のバスをお出迎え。

そして、ゴール裏に。この景色ともしばらくお別れだ。

試合前、ゴール裏には三木谷氏が登場。

東北でのパレードの日だったが来てくれた。
外からは綺麗に見えていたであろうが、
コレオの中の人からはこんな感じ(笑)

前半はスコアレス。森岡、小川、ポポと
決定機を外しまくりで、往復ビンタものでした。
悪くはなかったのですが、しっくりこないというか、
腑に落ちないというか、そんな感じでした。
ゲンを担いで、食べました。ネスレさん、ありがとう。

後半戦スタート。
選手もキットカットを食べたのだろうか、
CKから河本のヘディングで先制(杉浦のCKはよいと
いつも思う)し、森岡のミドルで追加点。
吉田投入後、この試合で引退する吉田にボールを
集めることだけに躍起になっていたが、
ついにその瞬間は来た。
パスカットで森岡が奪って松村に繋ぎ、
松村が必死のスルーパスでポポに渡す。
ポポは十分にシュートできる体制でしたが、吉田にパス。
ポポからのエンジェルパスを吉田が流し込んだ。
吉田は「9割9分ポポのゴール」と
言っていた。表現としてはよく分かる。
しかし、吉田の人柄がそうさせたのだろう。
同じく引退する熊本の北嶋選手とのやりとりは
非常に良かった。
吉田孝行の引退セレモニーと最終戦の後の
セレモニーで、昨年の悔し涙とは異なりますが、
涙腺は破壊されていました。しかし、
「引退試合で勝ったからよかったでしょ」
「最終戦で勝ったからここ数試合はチャラね」
「昇格したんだし、喜ぼうよ」
みたいな緩さがあるのではないかと思った。
サポーター側もこの感動と勝利で、すっかり
「よくやったなあ、ヴィッセル」みたいに
なってしまっている。
孝行もゴール裏まで来てくれたし。

勝ち点83で2位には13点差、勝ち数1位タイ、
得点、失点、得失点差は2位。中々の数字だ。
しかしながら、やはり思う。
もっと勝ち数を増やせたのではないだろうか。
もっと負け数を減らせたのではないだろうか。
もっと得点をできたのではないだろうか。
もっと失点を防げたのではないだろうか。
もっと激しくしないといけないのではないだろうか。
もっと厳しくされるのではないだろうか。
J1の試合をいくつか録画して見ているが、
このレベルについていけるのだろうか。
J2のスピードに慣れてしまっていないだろうか。
中村俊輔、佐藤寿人、柿谷陽一郎、豊田洋平とか
相手にならないんじゃないか。
昨年まで一緒だった大久保や野沢に
ついていけないんじゃないか。
ずっと残留争いをするんじゃないか。
不安で仕方ないが、セレモニー後の選手たちの
あの喜び方を見ていると、今年は相当厳しかったのだろう。
選手たちの喜びの表情を見て思った。
「仕方ないな。もう少しの間、余韻に浸ろう。」
俺も緩いな。
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posted by たっく at 10:41| 兵庫 ☀|
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ヴィッセル
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