2005年11月06日

学園葬

 あたりが暗くなり始めていたせいもあって、大学は静まり返っていた。
何の音もなく、ただただひっそりと。
隅の日本庭園の風は冷たく、
ベルタワーの明かりがぼんやりとあるだけだった。
全てが中内さんの死を悲しんでいるように思えた。
「変わってないねえ」なんて思いながら歩いていくと、
学生スタッフに学生会館に案内された。
受付を済ませ、中に入ると中内さんの
大きな写真が飾ってあった。
「あ〜本当に亡くなってしまったんだ」という
実感が湧いてきた。

☆日本経済新聞社の新刊案内を月2回無料でメール配信します☆

 合計すると3回くらいお会いしたことがある。
緊張であまり何も覚えてはいないが、
優しく楽しい人だった。
授業も受けたことがある。
一番覚えている内容は
「サンタの服の色はなぜ赤いのか」
この日の授業で就職活動のメイン業界を決定した。

 お世話になった方へ感謝の気持ちを込めて、新たな旅立ちを祝うお花を贈りませんか。

 出たところには知った顔がちらほら。
運営に追われる職員の方々や
先輩、後輩、同級生。
合言葉は「久しぶり」

思考は現実化する

 食堂が思い出の品コーナーになっていた。
そんな中に中内年表があった。
それにしてもすごい人だ。
この人がいなかったら、今の日本経済は
どうなっているのでしょう。

 OMCのハローキティカード

 年表の昨年のところにすごいことが書いてあった。

免許取得


しかも大学から一番近いところで。
僕もそこを卒業しました。
教官も教えにくいっちゅうねん。

 年会費永年無料のOMC-ETCカード

 年表を見終わってから涙ぐんでいる人がいた。
あの赤い目が忘れられない。
その人たちは年表に何を見たのだろう。

 プロフェッショナルマネジャー

 元々連れ立っていったので、
帰りは飲みに行きました。
ツッコミが冴えまくっていました。
キレがあったね。
「清水さんって下の名前何やった?」
「健太郎?」
「それはシャブ中!ほんまもん!」

 中古本

 大学は本当に楽しかった。
学んだことも一番多かったし、
経験したことも一番多かった。
出あった人も多かった。
笑ったことも多かった。
悩んだことも多かった。
とにかく濃い生活だった。

 大学受験の強い味方「赤本」を豊富にラインナップ、セブンアンドワイ

っていうか、誰も結婚していない。
特に女性。昨日会った人全員だもんね。
まあ、あいつらなら、焦りもしてないだろうね。

 働く女性に便利!日時指定ができる宅配



人気blogランキング
週間!ブログランキング
元祖ブログランキング
ブログランキングranQ
posted by たっく at 01:43| 兵庫 | Comment(2) | TrackBack(1) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たっくさん
トラックバックありがとうございました。
3日の日に、2回目になったのですが、学校を訪れました。 素晴らしい施設ですね!
それと、中内さんの展示品の数々には、驚きと感動と とにかく素晴らしいものでした。 若者よりも若い行動力を持った方ですよね。 そういった素晴らしい人の元、学べる流科大の学生さん達が羨ましく思えました。(^^)
Posted by DAI at 2005年11月07日 09:35
DAIさんへ

コメントありあとうございました。

展示品よかったですよね。
僕も見ました。

中内さんから学んだことは今も財産です。
Posted by たっく at 2005年11月08日 00:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

「中内功さん」(新開地おっちゃん列伝その2)
Excerpt: 昨日、流通科学大主催の、中内功さんの学園葬が あった。 新開地本通りを南に歩いた赤い鳥居の松尾稲荷神社 の近くに、ダイエーの創業者中内功さんの生家である 「サカエ薬局」があった。 中..
Weblog: 楠木新のひとりごと
Tracked: 2005-12-10 00:09
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。