飲酒運転で追突し、それによって幼児3人が亡くなった。
この事故によって、昨年9月に飲酒運転の罰則を引き上げた
改正道交法が施行された。それほどの重大な事件だ。
助けることもなく、現場から逃げ、大量の水を飲んで
アルコールを誤魔化した。そんな悪魔のような人間に
くだった判決は、懲役7年6月。
検察側「酩酊(めいてい)状態。アルコールの影響で正常な
運転が困難な状態だった」
弁護側「運転困難ではなかった」
今林被告「脇見運転だった」
検察側「相当の深酔い状態で、極めて危険かつ異常な
運転をした。法が許す限りの最高刑で臨むほかない」
弁護側「微酔で、脇見が原因の業過致死傷罪にとどまる」
裁判長「酒に酔った状態だったのは明らかだが、運転操作や、
水の持参を頼んだ言動などから、判断能力を失ってはいなかった。
酒酔いの程度が相当大きかったとは認定できず、飲酒の影響で
正常な運転困難だったとは認められない」
それは判断能力じゃないだろう。
裁判長「飲酒での高速走行は危険極まりなく悪質で、
今回のような重大事故を起こすべくして起こした。
厳しい非難を免れず刑事責任は誠に重大。
法定刑の上限をもって臨むのが相当。」
警察も検察ももうちょっと何とかならなかったのだろうか。
裁判所が訴因変更を命じていなかった場合、
どうなっていたのだろう。まさか無罪か。
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オイラ的には道交法云々よりも、普通に刑事事件で裁けばいいのにと、思いました。殺人の上に、ごまかそうとしているし・・・。
いったいこの国の法は誰のためにあるのでしょう?いつまで、こんな不合理なことを放置したままなのでしょう?
それとも、やはり何らかの“圧力”がかかったのでしょうか??
本当に、やり切れないニュースですね。
コメントありがとうございます。
法の不備というか、法的解釈ということ
でしょうね。
最悪ですわ。