しかし、彼はそれで納得はしない。ひたむきに200勝を
目指し、努力する。走攻守、いつでも一生懸命だ。
今の時代、投手を代打に送ることはないが
2年前、代打でバスターエンドランを決めたこともあった。
それ見たイチローが笑いながらこう言った。
「だってこの打ち方ってピッチャーの打ち方じゃないですから。
野手の基本的な打ち方ですから。」甲子園歴代2位の本塁打記録を
もつ桑田。もちろん抜群の野球センスを持っている。
だが、そのセンスに天狗になることなく、執念とも言うべき粘り強さ。
そんな姿勢がたまらない。桑田に憧れた上原や松坂といった
世代が憧れとされる時代が来た。もう桑田の時代は
終ったのか。いや、終らない。今のような時代だからこそ
彼のような存在が必要なのではないだろうか。少年たちに
見せるべき野球を彼は見せることができる。
今の彼に似合う言葉は意地、誇り、プライド、なのだろうか。
多分、執念、粘りだと思う。
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